中小印刷業のための、オンリーワン戦略考 (2008/3/31)
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●113号 リブラソリューションの世界3
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年度末です。
2008年既に、1/4は過ぎました。
東京は、花見のシーズンに入っています。
毎年のことですが、春を忘れず、桜が一気に咲きます。
自然の不思議というより、精緻な仕組みに感嘆しきりです。
鶯も、毎年この時期には、赤ちゃん鶯の「けきょ、けきょ」には笑えますが、
これが、既に30年以上続いているのです。
鶯も、毎年赤ちゃん鳥が生まれているです。
自動組版に携わり、25年になりますが、こんな面白い時代が来るとは思いませんでした。
自分の過去の体験の中で見過ごしてきた、いや定型レイアウトの自動組版という目で見れ
なかった多くの出版物・頒布物が、今宝の山に見えます。
なぜかってですか。
価格競争に負けません。
体験から原価は従来の半分以下になります。
多くは人件費です。
最終ページアップまでの製作では、どこにも負けない金額が提示できます。
それでいて十分な利益がでます。
従来式のやり方には、遅々として変わりようのなかったDTP作業が、激変します。
単純化と高速化です。いままで培ったノウハウにより定型レイアウトもののプリプレスの
工程は変わります。
スパイシーリブラを中心に、10種のソフトを使いこなす超DTPの世界は、印刷業界の中で
も特殊(人口は少ない)です。
データ処理系:エクセル・アクセス・秀丸
DTP系:インデザイン・イラストレータ・フォトショップ
PDF系:アクロバット・QI+・QBOX
バリアブル処理:スパイシーリブラ
以上10本
これが、超DTPの体系です。
すべてに長けた人は、ごく少数です。
リブラの処理体系の中で、この10本が、ワークフローを形成します。
案件1本1本求めるものが違います。
処理の流れも違うのです。
単純で、高速処理をするにはどうするか。
それが、超DTPの世界です。
1本1本のソフトを使っている人は、多くいます。
それを、10本まとめて、達人レベルになりますと、極少数しか存在しません。
今は、できない状態でも、学習により、実践により、
定型レイアウトの自動組版が、できるようになります。
求人誌のシステムが構築できてしまいます。
メーカーの商品カタログが、少人数で管理できるようになります。
これらの編纂にかかる時間の大幅削減と、省力化の武器として、筆者は、実践しました。
ですから自信を持って言えます。
スパイシーリブラを超DTPとして取り扱えるレベルまでになると、
業界の中でも、異端児になります。
なぜかってですか。10種の神器自体も進化します。1本1本ユーザの知恵の塊です。
ユーザの指示があるから進化するのです。
振り返って、オンデマンド機の利用は、データプリントが80%です。
コピーマシーンです。バリアブルによる活用が、新種のしごとのはずですが、
使いこなせないのです。提案力もありません。
オンデマンド機は、デジタル印刷機で進化のING中です。
既に、「デジタルオフセット」という言葉には、オフセットよりきれいな出来上がりになる
デジタル印刷機という意味だそうです。ネットで検索してみてください。
ハードの進化はすばらしい。現実オフセットを超えるきれいさのバリアブル印刷。
私は、これを待っているのです。
ビジネスモデルは、大きなものが控えています。
実際運用できるようになったら、実現させます。
それまでは、バリアブルの技術の磨きをかけておきましょう。
世の中、流れは、バリアブルです。
提案案件は?
新規の技術を使うと?
スピードアップすると?
世の中の変化はチャンスです。
しかし、変化を待っていないといけません。
ちょっとした変化のチャンスを見極められます。
常に、リーチもしくは、ビンゴ状態で待っているからこそ、見極められるのです。
今、私はそんな状態で、じっと流れを見ています。
あなたも、参加しませんか。
新しい時代の、オフセットを超えた品質のデジタル印刷機によるバリアブル印刷の世界。
10種の神器を勉強してください。
そして、会社の中の希望の星になりませんか。
はっきりいって異端児です。しかし、異端児にならないと見えない世界が、主戦場です。
バリアブル印刷・リブラソリューションの世界は、そこにしかありません。
印刷業は、既に装置産業ではありません。高度なデジタル機器を駆使して、進化していきます。
この流れに遅れをとる会社は、ビジネスチャンスは少ないし、単価競争の中で、疲弊してい
きます。
中小の印刷業は、このデジタル印刷+デジタルコンテンツ産業としての進化・再生を現実の
ものとして、自らの手で、構築しないと会社の革新は、できません。
業界団体がいくら叫んでも、なかなか進展はありません。
そして、この分野へは、異業種からの参入は、続いています。
はんこやさん業界・DPE屋さん、はたまたソフト業界が、印刷・組版を始めています。
これもデジタル化の流れです。
ふりかえって、では中小印刷業は何を持って差別化するか?
答えは、超DTPの武装とレベルアップです。
デジタルデータに長け、DTPに長け、自動組版に長け、10種のソフトを使いこなすレベルに
なると、並みの企業との提案競争には、負けません。
これが、中小印刷業の生きる道です。
2008年は、面白くなっています。
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編集後記
桜の開花宣言が、東京で発せられました。
近くの公園も、20・30ぐらいが咲いています。
毎年の、花見の時期になりました。
鶯も、若鳥の「けきょ、けきょ」という鳴き方の練習にも
毎年笑っているようなきがします。
「中小印刷業創業のための、戦略考」
発行責任者:土田 文利
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